健康保険、3月までは国保より社会保険の任意継続が金額的に
安かったので任意継続で加入していました。
4月から年度が変わり国保の保険料も変わるので
(国保は令和1年分の所得ベースでの保険料計算となるため)
国保の方が金額的に有利になる可能性があるため試算してみました。
試算した結果・・・
私の場合だと、勤務時の健康保険は協会健保ではなく、
組合(税務会計監査事務所健康保険組合)でした。
協会健保で任意継続すると退職時の標準報酬月額が30万円を超えていた場合は
30万円で保険料を計算する(30万円が上限、40歳以上の保険料最高は
34,890円)なのですが、組合だとその上限が変わってきます。
税務会計監査事務所健康保険組合だと、標準報酬月額の上限が44万円
(40歳以上の保険料最高は43,736円)で協会健保より約8,000円高いです。
昨年の退職時には、月額の保険料は、国保の方が月額約3,000円高かったので
社会保険の任意継続を選択していたのですが、
4月からの保険料で試算すると、逆転して国保の方が月額6,000円安くなります。
保険料だけだと、国保への切り替えがいいのですが、毎年人間ドッグを
医療機関で受診しており、私が受診している医療機関ベースで試算すると
国保だと36,000円、税務会計監査事務所健康保険組合だと15,000円の
受診料がかかり、21,000円組合有利となります。
トータルで見ると国保の方が有利なので、国保に切り替えようと
考えています。
任意継続は以外に保険料が高い
会社で社会保険の加入している場合、健康保険料と厚生年金保険料は
会社と従業員とで折半となります。保険料の半分は会社が負担して
くれています。
これが任意継続になると、会社が負担してくれていた分も自分で
負担しなければいけませんので保険料は2倍になります。
毎月の給料から天引きされていた金額が継続されのではないので
注意が必要です。
また、任意継続は2年間しかできません。
限度額(上限)は協会けんぽ、各組合では違うようですので
組合の場合は、会社が加入している組合に健康保険を任意継続した
場合の保険料の月額上限がいくらになるのかを必ず確認して
国保にした場合との比較をしましょう。
おわりに
国保だと、扶養家族がいると保険料は上がります。
社会保険の任意継続だと、扶養家族がいても社会保険の扶養の範囲内
であれば加入者1人分の保険料だけで済みます。
各ご家庭で状況が変わりますので、トータルで見て任意継続か国保かを
判断しましょう。
ちなみに、国保の保険料シュミレーションは、お住まいの市区町村の
HPからできることが多いです。