先日、税理士試験に合格した友達2人の合格祝いの際、
色々なお話を聞いてきました。
大和田さん
合格までの道のり
大和田雄士さん。46歳。
今回、相続税法に合格して官報合格。
20歳から勉強をはじめて、足掛け25年。
途中で一度はあきらめたが、復活。
勉強していなかった期間は約10年。
簿記論と財務諸表論の会計2科目合格後に税法を
勉強してはいたが、受験はしていなかったそうです。
その後、一度心が折れて諦めたが、見事復活。
復活後、消費税法・所得税法・そして今回相続税法に
合格して官報合格!
心が折れそうになったことは?
大和田さんは、実際に心が折れ、あきらめ、税理士試験から
離れていた期間が10年間あります。
復活したのは、40歳になる少し前に自分の人生を見つめなおした
ことがきっかけのようです。
見つめなおしたことにより、今後税務の世界で生きていく
決意がつき、復活しました。
小松さん
合格までの道のり
小松幸嗣さん。28歳(見た目は、もう少し上?)。
今回、所得税法に合格。
大学院を卒業しているので、税法2科目は免除。
21歳から勉強をはじめて、7年で合格。
途中、大学院に行っていた期間もあるので、
勉強漬けの7年間だったことでしょう。
心が折れそうになったことは?
合格科目が2年間なかったときは、
心が折れそうになったそうです。
勉強の仕方、スケジュール管理を試行錯誤して精一杯頑張ったが
2年間結果が出なかった。
一番苦しんだのは、所得税法の理論暗記。
結果が出ないことに対しての苦しみ
税理士試験は年1回8月にしかなく、量も多いので
受験レベルまで持っていくのに時間がかかります。
この段階で多くの人が脱落していきます。
受験レベルまで持っていっても、一発勝負ですので
どんなに出来る人でも不合格という結果は
よくあります。
挫折・苦しみを経験している人は多いのでは
ないでしょうか。
私も、途中合格科目がない年が3年続いたことがあります。
年齢的にも、税理士になれなかったら後がない
状況だったので精神的には、病んでましたね。
何とか持ちこたえた、ってな感じです。
もし、やめてしまっていれば、会計事務所の使用人として
今も働いていたと思います。そして、それが定年まで続いた
かもしれないです。
今現在苦しみ、心が折れかけている人も多いと思います。
この試験は、長丁場ですので、大和田さんのように
一度自分を見つめななおすのもいいかもしれません。
自分が今、思っていることを文章に書き出してみるのも
いいかしれません。
おわりに
大和田さん、小松さん、おめでとうございます!!