ひとり仕事 経費の使い方

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ひとりで仕事をしている個人事業主(フリーランス)、
社長ひとりだけのひとり会社、などなどひとりで仕事を
している人は結構多いと思う。

ひとりでの仕事なので、売上もそれほど多くは望めない。
けれども、「ひとり」なので全てをひとりで決められる。


今回考えていきたいのは、「ひとり仕事の経費の使い方」

これいる?と思う経費

事務所

代表が事務所の経費。事務所を借りると初期費用でそれなりの
お金がぶっ飛び、毎月固定費として10万円前後がさらにぶっ飛ぶ。
さらにさらに、事務所の備品などでぶっ飛ぶ。
一例を挙げてみると、郊外の練馬駅周辺で約10坪(≒32㎡)の
事務所を借りるとすると月家賃約12万円ぐらい。
初期費用が敷金4ヶ月分、礼金2ヶ月分、仲介手数料1ヶ月分、
前家賃2ヶ月分の合計9ヶ月分だとすると108万円+消費税がかかる。
「ひとりでの仕事」が前提なので、これはいらないお金でしょ。
仕事をするなら、自宅の一室で十分だと思う。
ひとり仕事で事務所を借りるために融資を受けるのはどうかな、と思う。

ただ、法人の場合は注意が必要。
賃貸の場合だと、法人登記をするには大家さんの許可を取る、
持ち家(マンション)の場合だと、法人登記がダメな場合もある。
後々のトラブルを避けるためにも要確認。

複合機

毎月リース料を払い、さらにカウンター料も取られる。
全くもっていらないと思う。
白黒のレーザープリンターを1台だけ買って、カラーはコンビニで
十分でしょ。当初は紙を全てなくしプリンター買うのもやめようかと
思ってたぐらい。

固定電話

基本、お客とのやり取りでは極力電話を使いたくない。
電話が多いと目の前の仕事に集中できないから。
電話対応に追われると目の前の仕事がストップする。
それが重なるとあっという間に1時間2時間過ぎている・・・
とても非効率だと思う。また、営業の電話もある。
その営業電話対応に時間を使いたくない。

お客とのやり取りをメールにできれば仕事が一区切りついた
ところでメール対応、といった感じで効率的になる。

なので、お客とのやり取りはメールでのやり取りを基本にしている。
ただ、お客でパソコンをあまり使わない方とのやり取りは
どうしても電話中心のやり取りとなるもの事実。

そういった場合を除き基本電話でのやり取りをなくす、という意味で
固定電話は将来的にはいらないものにしたい。

これは私の職種特有だが、税務署は紙と電話の文化である。
税務署からくる問い合わせ・その後やり取りが発生する場合は
電話となる。メールは基本受け付けてくれない。
税理士という仕事をしている以上は税務署とのやり取りがなくなる
ことはないので一番の難敵。

営業

営業で売り込んでくるものは大抵いらないもの。
ホームページに電話番号を載せてしまうとウザい営業電話が
ガンガンかかってくる。
私の場合は、電話番号を公表してないのでそれほどでもないが
それでもかかってはくる。
公表している事務所の場合は営業電話ガンガンとよく話を聞く。

こだわって経費を使ってほしい

欲しいもの全てを取り入れるとお金がいくらあっても足りない。
経費で使うとこと使わないとこを線引きしてほしい。

私の場合だと、ひとりでの仕事なので経費は「仕事が効率化できるもの」
に多く使うと決めている。これは職種によって変わると思う。
事務所を借りずにその浮いたお金の一部で「仕事が効率化できるもの」
さらに「自分が力を入れたいところ」に経費を多く使う。

「自分が力を入れたいところ」というのは行き着く先は
「事業コンセプト」ということ。ココがしっかり決まってないと
経費の使い方も中途半端になる。

おわりに

コロナの時代になり、仕事の仕方・経費の使い方も変わってきている。
特に、今まで仕事は全て対面で行ってきた職種ほどその影響は大きい。

打ち合わせ等をオンラインで完結できると、今まで移動に使っていた
時間を他に回せ効率化が加速する。ひとりで仕事をしている身としては
大歓迎。

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