東京都中小企業者等月次支援給付金 国の月次支援金への上乗せ・支給対象拡大(救済)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

東京都中小企業者等月次支援給付金とは、
国の月次支援金に対して給付額を上乗せ・支給対象を拡大(救済)
する東京都独自の支援金です。
東京都以外でも国の月次支援金への上乗せ等があるようですので
各自治体HPをご確認いただければ、と思います。

詳しい情報はまだ発表されていませんが、2021年6月21日現在で
わかっている情報をお伝えします。

東京都中小企業者等月次支援給付金の今後のスケジュールですが、
7月上旬に東京都のポータルサイトが開設され、
その後(おそらく7月下旬ぐらい)に申請受付開始と
なると思われます。

給付対象者・給付要件

給付対象者

給付額を上乗せ、支給対象を拡大(救済)共通です。

・都内に本社・本店のある中小企業等及び都内に住所のある個人事業者等

・都内に本社・本店のある酒類販売事業者

酒類販売事業者とは、酒税法第7条に規定する酒類の製造免許
、又は、第9条に規定する酒類の販売業免許を受けている
中小企業及び個人事業者等です。

給付要件

給付額上乗せ

・2021年4月〜6月(7月)の緊急事態措置又はまん延防止等重点措置に伴う飲食店の休業・時短営業又は外出自粛等の影響を受けていること

・2021年の対象月の売上が2019年又は2020年の同じ月と比べて50%以上減少していること

支給対象拡大(救済)

・2021年4月〜6月(7月)の緊急事態措置又はまん延防止等重点措置に伴う飲食店の休業・時短営業又は外出自粛等の影響を受けていること

・2021年の対象月の売上が2019年又は2020年の同じ月と比べて30%以上50%未満減少していること

給付要件コメント

現状の東京都サイトでは、当支援給付金は2021年4〜6月が対象月と
なっていますが、東京都の場合は緊急事態宣言が2021年6月20日で
解除され2021年6月21日〜7月11日はまん延防止等重点措置に切り替わり
ます。緊急事態宣言は都内全域が対象でしたが、まん延防止等重点措置は
23区及び檜原村、奥多摩町を除く多摩地域の市町が対象です。
まん延防止等重点措置の対象となる地域の事業者、その地域と取引が
ある事業者は2021年7月についても国の月次支援金、及び、東京都の
中小企業者等月次支援給付金の対象になるかと思われます。

支給対象拡大(救済)の売上減少要件ですが対象月の売上が
50%以上減少していなくても30%以上減少しており、他の給付要件を
満たしていれば対象になります。

給付額

※東京都HPより

上図のとおり、
酒類販売事業者とその他の事業者では給付上限が違います。


給付額上乗せ、支給対象拡大(救済)は下図のイメージです。
支給対象拡大(救済)は下図では「横出し」というコトバが
使われています。

※東京都HPより

給付対象の具体例

※東京都HPより


具体例としては上記のとおりです。
注書きに記載がありますが、最終的に給付対象は国の月次支援金と
同じになるのかな、と思います。

おわりに

以前のブログで、
「国の月次支援金」と「東京都の休業の協力要請を行う中小企業等に
対する支援金」は二者択一、という記事を書きました。

「東京都中小企業者等月次支援給付金」ですが、「国の月次支援金」とは
当然併用可能です。「東京都の休業の協力要請を行う中小企業等に対する
支援金」との併用は恐らく不可だと思います。情報が出て併用可能で
あれば後日訂正致します。

ですので東京都の事業者で「月次支援金」と「東京都の休業の協力要請を
行う中小企業等に対する支援金」どちらも給付要件を満たす場合は、
「国の月次支援金」と「東京都中小企業者等月次支援給付金」、又は、
「東京都の休業の協力要請を行う中小企業等に対する支援金」どちらか
有利な方を選択して申請する、ということになるかと。



<昨日の一新>

フルーツサンド(350円、税込)、初挑戦。
かなり腹ペコの状態で食しましたが、正直微妙。
人によって評価が分かれるところかと。

主食なのか?デザートなのか?、う〜ん??

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする