税理士試験を乗り切るためには

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令和2年の税理士試験も8月に無事終わりました。
9月から新たな科目に進んでいる人、受験した科目を勉強し直している人、
年内は何もやらない人、新たに税理士試験挑戦をはじめた人、
などなど人によって様々だと思います。

1人、2人周りの人はいなくなる

専門学校の税理士試験の講座を受講して税理士試験の勉強を
している人が多いと思います。
9月に講座が開講しますが、開講当初は人が多いです。
みんなやる気に満ちています。

でも、開講当初の人数がそのまま続きことはまずなく、
日が経ち講義のスピードが上がるにつれ1人、2人といなくなります。

仲良くなった人がいなくなるのは寂しいと思います。
でも、そんなもの、と思っといた方がいいと思います。
それだけ勉強量が求められる厳しい試験なのですから。

自分の集中できる時間帯を探そう

税理士試験に合格するのに必要なものの1つとして、
勉強時間の確保、そしてその確保した時間でいかに集中して
効率よく勉強するか、続けるか、があると思います。

税理士試験の勉強は1科目11ヶ月または7ヶ月の長丁場です。
1日中勉強することはできないので、集中して勉強できる時間を
いかにして作るか、それにはご自身の集中できる時間帯を把握する
ことが第一歩。
私の場合は、午前中と夜8時から10時ぐらい、そして電車に乗っている
時間帯でした。受験生時代は、これらの時間帯でいかに多く勉強するか、
を考えてました。

ダラダラ3時間勉強するよりも集中して1時間勉強
するほうが効率が高いでしょう。
この集中できる時間帯を是非見つけてほしい。

そしてその集中して勉強する時間を本試験が近づくにつれ
増やしていかなければいけません。
税法科目の理論であれば、今まで勉強した理論を暗記して
本試験に持っていき解答用紙に落とし込まないといけませんので。

忍耐も必要

税理士試験は1年に1回しかないので、そこで失敗してしまえば
次は1年後になります。

1年間しっかり勉強して、専門学校の試験では常にトップクラスで
合格圏内の人でも落ちるときは落ちてしまいます。
精神的にもキツイと思います。

それはよくありえることだと思います。
税理士試験で勉強するのは、例えば法人税法であれば膨大な量の
法人税法のごく一部のみ、よく試験に出る・出やすい項目のみです。
税理士試験では専門学校で勉強したことしか出ない、ということでは
当然ありません。税法科目であればその税法全体が試験範囲です。
勉強していない項目が出てしまえば専門学校の試験での成績が自分
より下だっと人に対してのアドバンテージは薄くなります。
最近はそうでもないようですが、勉強していない項目が出るのは
よくあることです。
実際、私も何回かブチ当たったことがあります。
そこでパニクってしまいダメだっと、よく聞く話です。
私もパニクりました。「エ、コレ何?」と。

その年がダメであれば次の年の試験に向けて頑張るしかありません。
ダメだっだときに、何で税理士になろうとしたのか、を考えるかも
しれません。私はよく考えました。ここで答えがでないと止めてしまう、
という選択もあるかと思います。

私の主観では5科目合格するのに早い人で3~5年、普通で7~10年、
長い人では15年以上かけて合格する人もいます。
それだけキツイ道のりになります。

おわりに

いい先生のもとで学んだら合格しやすくなるのか?
私は違うと思います。

講義を受ける時間も重要ですが一番重要なのは、ひとりで勉強する
時間帯でいかにして集中して勉強する、そしてそれをどれくらい
続けられかだと私は思います。自分しだいです。

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