5月になり、税理士試験まで残り約3ヶ月となりました。
現在、新型コロナウイルス感染拡大により大原などの専門学校は
休校となっており、webで講義を受けている状況のようです。
受験生の方々は大変だと思いますが、状況は皆同じです。
本試験で上位10〜15%に入れば合格するので、本試験を見据えて
勉強を進めて合格を勝ち取って下さい。
答練がはじまっている
私は大原に通っていたので、TACなど他の学校は少し違うかもしれません。
5月の答練は会計事務所で働いている人にとってはキツイと思います。
私もそうでした。法人の決算が多いので忙しく半死亡状態だったと
記憶してます。
でも、5月までが基礎を固める最後のチャンスだと思います。
この時期を逃すと厳しいかもしれません。
6月からは、今まで本腰入れて勉強していなかった人も本腰を入れて
くるので自分だけでなく全体がレベルアップしてくるからです。
5月までに基礎を固めて6月以降は全体のレベルアップを超えて
自分がレベルアップする、そして最終的に合格する!
5月には理論、計算どっちを重点的にやるべき?
税法ベース(法人税、所得税、相続税、消費税)での話です。
計算を重点的にやるべきだと思います。5月中に計算をある程度
仕上げないと6月以降が回らなくなります。6月以降、本試験に
近づくにつれて理論の負担は大きくなるからです。
計算ですが苦手項目をなくす、ということが重要だと思います。
基礎項目で苦手を作ってしまい、全体の8割が正答する箇所を
落としてしまうと合否に影響します。1点差で不合格となる方は
沢山いらっしゃるでしょう。学校の先生からも同じことを言われて
いる方は多いでしょうが、正にその通りだと思います。
この計算の基礎項目ですが、今まで何となく結論は合わせられて
いるが、計算過程をよく理解していない項目もあるのではないで
しょうか。そういった項目を実判等を使い洗い出し習得すると
いいと思います。私も実際そうしてました。
合格の一番の近道は、計算で全体の8割を正答できる箇所を落とさない
ことだと思います。私の経験ですが、計算の出来が悪かった年、
取るべき箇所を落としている年はほぼほぼ落ちています。
理論については実判の範囲内のものは意地でも暗記して
実判に臨む、ということが重要だと思います。
結局は1つ1つの積み重ねです。
法人税を勉強している人
会計事務所にお勤めの方は5月に申告書を作成する機会が
多いでしょう。この実務の別表作成と試験勉強をリンクさせる、
やってる方も多いと思いますがとても有効だと思います。
特に中小企業の申告書は基礎的な項目が多いので
私も基礎固めの1つ、と考えて申告書を作成していました。