会社の銀行口座開設審査は本当にきびしいのか?

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会社を設立後は会社の銀行口座開設を誰もが考えることでしょう。

最近は法人の銀行口座開設の審査が厳しくなっているようです。
これだけ世の中で法人口座を利用した犯罪が多いので当然だと思います。
特に大手都市銀行は厳しいとのうわさです。そこで先日、会社設立後
すぐに某大手都市銀行で法人口座開設ができるかどうか試してきました。

銀行口座開設に必要な書類

私が某大手都市銀行に提出した書類は

・会社の登記簿謄本
・会社の定款
・代表者(私)個人の印鑑証明書
・会社のドメインと取得したときの領収書

その他持参したものは

・代表者(私)個人の実印
・代表者(私)の身分証明書
・会社の代表印と銀行印
・税理士の証憑

のみです。

会社の運営実態がわかる資料も当然必要だとわかっていたのですが
その時は何もなかったので、とりあえずドメインを取得したときの
領収書だけ持っていきました。

どんなことをヒアリングされたのか

ヒアリングの内容が

・会社の名称の由来
・会社の実質的支配者
・定款の目的から会社で行おうとする業務について
・今現在、会社で取引があるのか
・個人事業用の口座も同じ銀行で作ったので個人事業主としての入出金状況
・税理士として独立開業する前は何をやってたか
・会社の月の入出金の取引金額の目安

などなどです。
印象としては、法人口座を犯罪に利用する可能性はないか、うちの銀行に
どれくらいの金額を預けてくれるか、を重点的に聞いているように感じ
ました。

その他、2〜3枚の書類に必要事項を記載しました。
そのときに、個人の実印と会社の銀行印にしようとする印鑑を使いました。

あやしい者ではない、法人口座を犯罪に利用しないという意思表示で
税理士の証憑も見せ、コピーを取られました。

最後に、審査には2週間程時間がかかること、会社が実際動いてから
もう一度来店してくださいということになるかもしれない旨を
伝えられそのときは終了となりました。
審査を通ったらもう一度出向き口座開設という流れになります。

その場で遠回しにムリですよと言われたような気がします。
これで会社銀行口座を開設できたらすごいなとそのときは思いました。

その後、2回ほど電話があり、資本金は現在どこの銀行口座に
預けてあるのかなどを聞かれました。

結果は・・・

なんと審査が通り口座開設できてしまいました。
ちょっとビックリ。
資本金が少ない、会社登記住所が自宅など審査が遠らない要素は
あったと思うのですが・・・

何で審査が通ったのか受付してくれた行員の方に聞きたかったのですが
再度出向いたときは、違う方に対応していただいたので聞けなかったです。
うわさによれば、代表者の信頼性の有無が重要なのだとか。

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