定款の作成と電子認証 会社設立freeeでやってみた

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会社を設立する手続きの一つとして定款の作成と作成した定款を
公証役場で認証してもらわなければなりません。公証役場に出向き
紙で認証する場合には印紙代として4万円かかりますが、電子認証だと
この印紙代はかかりません。会社設立freeeでの定款の作成と
その電子認証の手順をご紹介します。

はじめに会社設立freeeのアカウントを作ります。
必要事項を入力していってください。


アカウント作成後、次の画面になりますので選択してください。


下の画面になりますので、上から順番に入力しましょう。


会社の名称/商号を決めます。


次に会社の住所を設定します。


次に代表取締役を登録します。
下のほうにある出資金の欄はその人が出資する金額を記載します。
出資者が複数の場合は画面下にある「メンバーを追加する」をクリック
して出資者の情報を入力します。


次に事業の目的を設定します。
左側のメニューで大分類、真ん中のメニューで詳細を決めます。
該当するものがない場合には自由入力というのがあるのでそこで入力します。
やろうとする事業の目的を調べるときは「会社目的検索」というサイトが
ありますのでそこで調べるといいと思います。
なお、「前(各)号に付帯関連する一切の事業」の文言は事業内容の最後に
自動的に追加されます。


次に一株の価額・発行可能株式総数、株式譲渡の承認者を決めます。
下記の内容にしとけばいいでしょう。1億円まで資本金を増額できます。


次に取締役会の有無、取締役の任期を設定します。
取締役の任期ですが、一人役員の会社であれば10年にしとくといいでしょう。
2年〜10年で設定できますが、ここで決めた任期ごとに役員を登記しなおさ
なければいけません。


次に決算月を決めます。


次に公告の方法を決めます。
官報に掲載をするを選択しとけば問題ないでしょう。


次に連絡先を登録します。
アカウント設定時の電話番号が登録されていますが変更できます。


入力作業はざっとこんな感じです。
入力後の画面はというと


次に登記手続きに進むにいきます。

定款の認証方法を選びます。電子定款を選びましょう。
下の画面では費用5,000円となっていますが、領収書を発行してもらう
場合は6,000円となります。領収書発行で1,000円はボッタクリですね。
まあ、それでも紙で認証するよりは安いです。


次に定款を受け取る公証役場を決めます。
会社の本店所在地が東京都であれば東京都のどの公証役場でも
定款の認証を受け、それを受け取れます。


次に定款の内容を確認します。入力した事項を基に自動でできます。
ワードでも出力できるので、定款に追加したい項目があれば追加します。
この時点での定款を公証役場に連絡を取りチェックしてもらうといいと
思います。おそらく「実質的支配者となるべき者の申告書」と代表取締役の
印鑑証明も求められと思います。わざわざ公証役場に出向かなくても
メールで大丈夫です。1〜2日後に結果の連絡がきます。


次に定款の認証に必要なファイルをアップロードして
それを専門家に送付します。


これで一連の作業は完了です。
その後は定款の電子認証が終わったら連絡がきますから
公証役場に定款を受け取りに行きます。
電子認証までの期間ですが、ファイルの専門家に送付してから
約1週間といったとこでしょうか。

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