令和3年度税理士試験まで残り一ヶ月、じぶんの現況に合った勉強で合格を勝ち取ろう

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令和3年度税理士試験、2021年8月17日(火)からスタートです。

このブログ記事を書いているのが、2021年7月18日(月)なので
試験日まで残りちょうど一ヶ月。ラストスパートの時期です。

答練で合格ラインの人

答練で合格ラインの人は、本試験までの残り一ヶ月
一言で言えば「油断しないこと」だと思います。

この時期、誰もが必死こいて勉強するので周りのレベルが
グングン上がります。
答練で常に合格ラインだから大丈夫だろう、と
思わないことです。
ちょっとさぼると2〜3点すぐに落ちてしまうこともあります。
1点に何百人、時には何千人固まるときもあると思うので、
その2〜3点は命取りになります。
1点を貪欲に取りにいく姿勢がとても大事です。

あと、この時期に考えておきたいのが、専門学校で勉強していない
項目(未学習項目)、手が止まる(立ち止まって考える必要がある)
問題が出題されたとき。
未学習項目は、解答できる人は少ないと思います。
税理士試験は、受験者全体の上位10〜15%が合格する試験です。
大部分が解答できない箇所は合否に影響しません。
学習したけど、見たことがないような形式で出題されたとき、
いろんな論点が複雑に絡み合った状態で出題され手が止まってしまう
ときは、ある程度の部分点は必要かと思われます。

こういった項目、後回しにするのか、時間を決めて対処するのか、
あらかじめどうするかを決めておいたほうがいいでしょう。
ちなみに、私は最終科目の相続税法では
未学習項目は「絶対に後回し(一番最後)にする」、
手が止まる項目は「1分考えて解答までの道筋がみつからなければ
後回しにする」と決めていました。

それらについて何も考えずに本試験を迎え、結果未学習項目が
出題され、解答できないのに多くの時間を費やしてしまうと
合格する可能性はかなり低くなります。

こんなことで、もう1年、とはなってほしくないです。

答練でボーダラインぐらいの人

専門学校のボーダーライン、答練の上位30〜40%ぐらいかと
思いますが、私の感覚ですが、そのまま本試験に突入してしまうと
不合格になる可能性が高いと思います。
残り一ヶ月で合格ラインまで引き上げなければいけません。
引き上げるといっても全体の得点のうち5点前後、といったとこでしょうか。
私の経験では、ボーダーラインぐらいの成績のときは、上位60%ぐらいの
人がとれる箇所をいくつか落としているはずです。
そこが弱点ですので、その項目をつぶしていかなければいけません。
残り約一ヶ月、基礎項目で多くの人が得点できる箇所をしっかり取れる
ようにする(基礎項目の弱点克服)ことが最優先でしょう。

そして、得意なところも引き続き得点できるようにしておくことも重要。

キツイとは思いますが、頑張るしかありません。

今回勉強している科目、残り一ヶ月の勉強で終わるのか、
また来年勉強することになるのか、これからの頑張り次第です。

おわりに

昨日、大相撲の千秋楽、白鵬vs照ノ富士の相撲をTV観戦しました。
白鵬のエルボー・張り手、「エゲツな」と思いましたが、
勝利への執念はハンパないですね。賛否両論ありますが、
私はプロならば「勝ってなんぼ」の側面は大きいと思うので
6場所休場後の復活優勝、素直に「おめでとう」という気持ちです。
ただ、じぶんがやっていることは、いずれじぶんに返ってくる、
とも思っています。

税理士試験の受験生の方も白鵬ぐらいの気持ちで残り一ヶ月
勉強に励んでいただきたい。ただし、本試験では冷静に。

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