持続化給付金の給付時期は最短で5月後半

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令和2年4月7日に新型コロナウィルス感染症緊急経済対策の中の

目玉として新型コロナ不況で特に厳しい状況にある事業者に対する

給付金制度「持続化給付金」が発表されました。

給付限度額は、法人は200万円、個人事業主は100万円です。

この給付金、まだ詳細は決定していないのですが、

現状でわかっていることをまとめてみました。

対象となるのは?

・資本金10億円以下の普通法人

・小規模事業者、フリーランスなどの個人事業主

・医療法人、農業法人、NPO法人、社会福祉法人などの会社以外の法人


が対象となります。詳細はまだ決定されていません。

支給を受けるための要件

新型コロナウイルス感染症の影響により、売上が前年同月比で

50%以上減少していることが支給を受けるために要件となります。

前年同月比の売上ですが、2020年1月から12月のうち、2019年の

同月比で売上が50%以上減少したひと月について、事業者の方が

選択できます。

前年(令和1年)に創業した方で、現状では前年同月比が出せない

方についても対応は検討されているようです。

支給額の計算

次の①と②の少ない金額が支給額となります。


①法人:200万円  個人事業主:100万円

②前年からの売上減少分
 =(前年の総売上(事業収入))-(前年同月比▲50%月の売上×12か月)

※2020年1月から2020年12月のうち、2019年の同月比で売上が50%以上減少
 したひと月について、事業者の方が選べます。


昨年の後半に創業した会社・個人事業主だと前年同月比の売上が

出るのは本年の後半になります。資金繰りがそこまでは持たない

事業者も多いでしょう。対応が検討されているようですが、

そのようは方々にもすぐに申請できるような制度になることを

切に願います。

申請方法

原則、オンラインでの電子申請になる見込みです。

申請後、2週間程度で給付になるとのことです。

ただし、インターネットを使えない環境の人たちの申請方法は

現状では示されていません。郵送での申請も可能となるかも

しれませんが、電子申請以外だと給付金の着金まで

2週間以上かかることが想定されます。


この持続化給付金は経済産業省の管轄となりました。

なので、申請にGビズIDを取得しなければいけないのかな?

と思ってましたが、取得しなくても申請可能だそうです。

その取得には時間がかかりますので、ひと安心です。

最短でいつ頃もらえるのか?

持続化給付金の申請はまだ開始されていません。

補正予算成立後、約1週間後に申請の受付が開始される見込みです。

補正予算の成立見込みが4月の最終週で、そこから逆算すると、

この給付金をもらえるのは、どんなに早くても5月後半です。

遅過ぎます。

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