開業する場合、開業資金は金融機関から借りる?借りない?

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独立して事業を新規開業する場合の大きな問題として

資金をどうするか?、という問題があります。


開業したての時期は、開業資金を借りやすい状況です。

政府が開業を支援しているからです。

具体的には、日本政策金融公庫の創業融資などがあります。

借りたほうがいいと思う場合

まず、開業するにあたり多額の資金が必要な仕事、

例えば、飲食店の場合だと23区内での開業(毎月の家賃として25万円

前後を想定)、15坪程のお店でも物件取得費、内装費などで5〜600万円

必要です。

自己資金が600万円あったとしても開業資金で全額なくなって

しまいお店オープン後の運転資金がありません。

開業後、すぐに大盛況になればいいですが、そうもいかない

こともあります。運転資金のことを考えれば借りるべきです。

倒産の一番の原因は資金繰りの悪化です。


開業準備金とお店オープン後の毎月の運転資金4ヶ月分ぐらいを

自己資金で用意できたとしも、飲食店などは毎月の支出として

家賃、人件費など結構な金額が出ていきます。

全て自己資金で賄える、という人でも開業時に

借りといたほうがいいと私は思います。

そして今あるお金は何かあったとき用にとっとくべきでしょう。

借りなくてもいいと思う場合

大部分の経費が自分の人件費だけの業種で、お金を十分にためてから

開業するとき(開業費・開業後4ヶ月分の運転資金、1年分の生活費)は

借りなくて問題ないと思います。

具体的に当てはまる業種は、先生業(士業、コンサルタント、講師、コーチ

など)です。事務所を持たず自宅を事務所にしてしまい家賃という

固定費をなくせれば全然いけると思います。

十分な自己資金があり、毎月の支出がすくない業種は

借りなくても全く問題ないと思います。

1回借りとけば今後につながる

開業時に借金をすることは、精神的に苦しいかもしれません。

ですが、1回借りてキチッと毎月返済して完済できれば実績となり

次に借りるときも借りやすくなります。

事業を拡大したい時などお金が必要になるときはきます。

おわりに

本日5月20日の東京都の新型コロナウイルスの新たな感染者数は5人、

全国でも39人で日に日に少なくなってきてはいます。

6月には緊急事態宣言が解除されるかも。

でもそうなったら街によっては人が溢れかえるところもあると

思うのでそれはそれで恐ろしいです。

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