クラウド会計ソフトのメリット・デメリット

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クラウド会計ソフトといえば、freee、マネーフォワードクラウド、

弥生会計オンラインなどがあります。

クラウド会計ソフトを使いこなせれば、経理の時間は

大幅に削減できます。

クラウド会計ソフトのメリット

・登録した通帳、クレジットカード、電子マネーなどからデータ連動で自動
仕訳入力できる

・請求書、給与の連動での自動仕訳入力

・現金の領収書をスキャンするだけで、自動仕訳入力できる

・インターネットを使える環境であれば、どこでもソフトを使える
(PCに会計ソフトをインストールする必要がない)

・インターネット上にデータを保存しているので税理士とデータ共有しやすい

・アップデートが必要ない

通帳、クレジットカードなどからデータ連動での自動仕訳入力

ソフトに埋め込まれているAIを使っての自動仕訳入力になります。

ただ、AIといっても過去データを使って判別するので、はじめは

多くの手直しが必要になります。使い込むほど精度は上がってきます。

毎月の仕訳の多くは過去にでてきた取引きの繰り返しのため

経理時間削減に有効です。

請求書、給与の連動での自動仕訳入力

クラウド会計ソフトと同じ会社の請求書・給与関係のソフトを使えば

それらの連動も非常に楽です。


請求書に関しては、追加料金を払えば作成した請求書を郵送まで

してくれるサービスもあります。

現金の領収書をスキャンのみで自動仕訳入力ができる

これは、AIが入力処理するのではなく、読み取ったデータを

外国(ベトナムなど)に送り、現地の人間が仕訳処理するという仕組みです。

ですので、スキャンしてすぐに仕訳処理されるのではなくタイムラグが

あります。その日に読み取ったデータは、翌日に仕訳として反映する

パターンが多いようです。

インターネットが使える環境であればどこでもクラウド会計ソフトを使える

いつも使っているPCでなくても、ログインIDとパスワードがあれば

どのPCでもクラウド会計ソフトを使えます。

出先でインターネットに接続されたPCを使わせてもらえれば、

自分のPCを持ち歩く必要はありません。

ただし、セキュリティーには気をつけなけばいけません。

クラウド会計ソフトのデメリット

・仕訳は完全には自動化できない

・クラウド会計ソフトに対応している税理士は、それほど多くはない

・インターネット上のため動作が遅い

・インターネット接続できる場所でないと使えない

・使うインターネット環境のセキュリティー強化が必要

仕訳は完全には自動化できない

クラウド会計ソフトを使うと、仕訳を完全に自動化できるかというと

そうではありません。現状でのクラウド会計ソフトのAIは、過去データを

基にしているので、データを蓄積していく必要があります。

固定資産を買ったときの仕訳なども対応できないでしょう。

特殊な仕訳は、結局手入力です。

クラウド会計に対応している税理士は、それほど多くはない

クラウド会計ソフトのウリの1つとして、必要最低限の会計知識で

経理が可能である、という点です。

最終的には、税理士などの専門家にチェック・修正してもらう必要があります。

クラウド会計ソフトを使うには、最低限のネット知識が必要です。

税理士は高齢の方が多いため、対応できない方が多いのが現状です。

おわりに

クラウド会計ソフトを最大限有効に使うなら、請求書・給与人事労務関係も

同じ会社のソフトを使うのがいいでしょう。

データ連動で経理処理にかかる時間が削減されます。


大会社では、自社でシステムを開発、もしくは、既存のシステムを

自社仕様にして使う会社が多いです。かかる金額はハンパないです。

仕事効率化のためですが、

効率化にならず、余計に時間がかかっている会社もありますが・・・


中小企業・個人事業主の方々は、クラウドに限らず経理関係のシステムを

できるだけ一元化することが経理効率化の第一歩です。


お金の面では、クラウド関係を使うほうが安いです。


現状では、クラウド会計ソフトのAIは、まだまだ精度はよくない

ですが、改善されていくのは間違いないです。


今後のクラウド会計ソフトのシェアは、ますます高くなります。

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